W・H・オーデン:彼は私の北であり、南であり、西であり、東であった。 私の出勤日であり、日曜の休息であった。 私の正午であり、真夜中であり、 私のおしゃべりであり、私の歌であった。 あの愛が永遠に続くと思ったけれど、私は間違っていた。

人は反感から愛へ向かう。 だが愛することから始めて反感に達する場合には、けっして愛には戻らない。

愛情のない結婚は悲劇だ。 しかしまるっきり愛情のない結婚よりいっそう悪い結婚が一つある。 それは、愛情はあるが片一方にだけ、という場合だ。

忘れること、それが最上の治療法であり、 恋人との愛をつなぐエチケットです。

終わりのある愛は悲劇じゃないわ。 終わりのない愛こそ悲劇なのよ。

自分の生活に何かを加えて、あるいは何かを減らして、 自分の生活を変えてくれる相手でない限り、その人を愛することはできない。

深く愛していたものを憎むことはなかなかできない。 火は消し方が悪いと、まもなく、また燃え上がる。

会って、知って、愛して、 そして別れていくのが幾多の人間の悲しい物語である。

体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い。

恋愛は戦争のようなものである。 始めるのは容易だが、やめるのは困難である。

女と別れるごとに、自分の中でなにかが死ぬのを感じた。