イワン・ツルゲーネフ:自分の全生命を女の愛というカードに賭けた男が、 このカードが殺された時、 がっくりとなって何事も手につかないほど放心してしまうようなら、 そんな人間は――男ではなく、ただのオスである。

弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。

人間には不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。 でないと人間はすぐに思いあがる。

他人を負かすってのはそんなむずかしい事じゃあないんだ… もっとも『むずかしい事』は！いいかい！もっとも『むずかしい事』は！ 『自分を乗り越える事』さ！

人生の小さな不幸せは、 我々が大きな不幸を乗り越えていくのを助けてくれる。

世界を恐れるな。ただ自己を恐れよ。

貧乏はハシカと同じだ。どうせかかるなら早いほうがいい。 貧乏な家に生まれたことを喜べ。

安全な道を求める人は、 痛みを与えることのない義手義足に取り替えるために 自分の手足を切り離す人みたいなものである。

恋をして恋を失った方が、 一度も恋をしなかったよりマシである。

この世には、勝利よりも勝ち誇るに値する敗北がある

真実を語るのは実にむずかしい。青年でそれをできる者はまれである。