フセーヴォロド・ガルシン:俺たちの一生を台無しにするのは、 運なんて言うものじゃない。人間なんだ。

一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間をつぶすものか。 もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう。

女性が結婚するのには大きな理由がある。 男性が結婚する理由は一つもない。 群棲欲が彼らを結婚させるだけのことである。

できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、 できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである。

なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。 賢い男は美人と結婚しないからだ。

私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死をながめ、 他の一部分はまず好奇心から、 とりわけ美と愛が充実して現われるのをみたいとの渇望から、 死を望んでいる。

幸福人とは過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、 不幸人とはそれの反対を記憶している人々である。

女性が鏡に映して自分を見るのは、自分の姿を見るためでなく、 自分がどんなふうに他人に見られるかを確かめるためだ。

貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。

ある人に合う靴も、別の人には窮屈である。 あらゆるケースに適用する人生の秘訣などない。

真理は、我々が持っているもののうちで、もっとも価値あるものだ。 節約しようではないか。