イギリスが生んだ異才、マリー・ストープス。彼女は植物学者として未知の植物を追い求めるプラントハンターであり、太古の生命を解き明かす古生物学者でもありました。しかし、その探求心は自然科学に留まらず、性科学者として女性の権利を訴えるサフラジェットとして、社会のタブーにも果敢に挑んだのです。多岐にわたる分野で活躍し、その思想を著書に残した彼女の言葉は、現代にも響き渡るでしょう。
十六歳で美しいのは自慢にはならない。 でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。