激動の20世紀を、その鋭い視点で見つめ続けたフランスのジャーナリスト、ロベール・ギラン(1908-1998)。彼は単なる事実の記録者ではなく、時代を深く洞察し、言葉の力で人々の心に響くメッセージを送り続けました。彼の文章には、知性と情熱、そして人間への温かい眼差しが息づいています。歴史のうねりの中で彼が何を見つめ、何を語りたかったのか。その言葉の奥深さに、きっとあなたも魅了されるでしょう。
私は反共国家の韓国でも南ベトナムでも、大勢の共産主義者に会った。 それは貧困という名の共産主義者である。