戒めなければならないのは味方同士の猜疑である。 味方の中に知らず知らず敵を作ってしまう心なき業である。

吉川英治

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この名言について

  • 意味の要約

    外の敵より内の疑いこそが、本当の脅威であり避けるべき悲劇であると説く教え。

  • 背景・意図

    人は不安になると、守りに入りすぎて身近な人を疑ってしまうことがあります。しかし、この言葉は「疑う心」そのものが、本来手を取り合うべき仲間を敵に変えてしまう恐ろしさを指摘しています。 外からの攻撃には一致団結して立ち向かえますが、内側で生まれた不信感は、組織や絆を根腐れさせてしまうからです。 「信じきれない」という心の隙間が、知らず知らずのうちに言葉や態度に棘(とげ)を生み、結果として自分を孤独にしてしまう。そんな人間心理の鋭い洞察が、現代を生きる私たちの心にも深く響くのです。

  • 現代での活かし方

    仕事のプロジェクトや家庭生活で、もし「あの人は本当に協力的なのかな?」と不安を感じたら、この言葉を思い出してみてください。 疑いの視線で相手を見ると、相手もそれを敏感に察して心を閉ざし、本当に「敵」のような関係になってしまうことがあります。 まずは自分から「味方でいよう」と決めて接することで、不要な摩擦は防げるものです。 心がざわついた時、「今、自分で敵を作っていないかな?」とそっと自問するだけで、周囲との空気はやわらかく変わっていくはずですよ。

  • 起源
    作品内での発言

出典

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