田中澄江:女に懲りるのは一度でたくさん。だれもがそう思いながら二度三度と繰り返す。

人生は列車のようなもの。時に遅く走ることは予測のうちだが、脱線だけは困る。

そなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、 世界のためにそなたを失いたくない。

恋は富よりもはるかに強い。 けれど恋はその力を借りなければならない。

私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死をながめ、 他の一部分はまず好奇心から、 とりわけ美と愛が充実して現われるのをみたいとの渇望から、 死を望んでいる。

恋は決闘です。もし右をみたり左をみたりしたら敗北です。

人はしばしば恋に欺かれ、恋に傷つき、不幸にもなる。 それでも人に恋するのだ。

たいていの男は、割と簡単に｢愛してるよ」と言う。 しかし、本当に難しいのは「僕と結婚してくれるかい」と言わせることだ。

愛する女と一緒に日を送るよりは、愛する女のために死ぬ方がたやすい。

きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも、世界のためにきみを失いたくはない。

諸悪の根源は金そのものではなく、金に対する愛である。