
ジャン・ド・ラ・ブリュイエール
時間による友情と恋愛の性質の違いを説く言葉。
友情は、時間をかけるほどに、まるで熟成されたワインのように深みを増していきます。お互いの良いところも、ちょっとした欠点も、長い時間をかけて知ることで、より深い信頼と安心感が生まれるからでしょう。 一方で、恋愛は、始まったばかりの情熱やドキドキ感が、時間とともに落ち着いていくことがあります。これは決して悪いことではなく、関係が次のステージに進む自然な変化。しかし、その変化を「弱まる」と感じてしまう人もいるかもしれません。 この言葉は、人間関係の二つの大切な形が、時間の流れの中でそれぞれ異なる顔を見せる、という普遍的な真実を教えてくれています。
この言葉を心に留めておくと、人間関係で少し立ち止まった時に、そっと道しるべになってくれるかもしれません。 もし、大切な友人との関係がマンネリに感じても、それは絆が深まっている証拠だと捉え直せるでしょう。そして、恋人との関係に初期のようなドキドキがなくても、それは信頼や安心感という、また別の温かい感情が育っているサインだと受け止めることができます。 時間の流れは、どんな関係にも変化をもたらします。その変化を恐れるのではなく、それぞれの関係が持つ「時の性質」を理解することで、より豊かで穏やかな気持ちで、人とのつながりを育んでいけるはずです。

人間たちはもう時間がなくなりすぎてほんとうには、なにも知ることができないでいる。 なにもかもできあがった品を、店で買う。 でも友だちを売ってる店なんてないから人間たちにはもう友だちがいない。
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