このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、 最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。
人生は山登りのようなものさ。 登っている間は人は頂上を見ている。 そして自分を幸せと感じるが、上に着いたが最後、たちまち下りが見える。 終わりが、死である終わりが、見える。
人間はあらゆるものを発明することが出来る。 ただし幸福になる術を除いては。
結婚は多くの苦痛を持つが、独身生活は喜びを持たない。
人間のうちの最高の賢者さえも、 金を取りに来る人間よりは、金を持ってくる人間を歓迎する。
三人の信用するに足る友がいる。老妻、老犬、それと貯金。
富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。
金持ちの快楽は貧乏人の泪をもって購われている。
人々はお金で貴いものは買えないという。 そういう決り文句こそ、貧乏を経験したことのない何よりの証拠だ。
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