
誰かの指先一つで転がされるな。揺らぎそうで揺るがない、自分だけの重りを持て。
男は毬であってはならぬ。 ちょっと頭をなぜられてはポンとはずみ、指一本触れただけで転がる。 はずみそうではずまず、転びそうで踏みとどまるものを持っていなければ男ではない。
升田幸三
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この名言について
- 意味の要約
周りの評価や状況に振り回されず、自分の内側に揺るぎない芯を持つことの大切さを説く教え。
- 背景・意図
私たちはつい、誰かに褒められれば舞い上がり、少し批判されれば自信を失ってしまいがちです。伝説の棋士・升田幸三さんは、そんな「反応の良すぎる自分」を、軽く触れただけで転がる毬(まり)に例えて戒めました。 この言葉が心に響くのは、私たちが心のどこかで「自分軸」を求めているからかもしれません。単に頑固であることではなく、揺れ動く感情の波の中でも、最後の一線で踏みとどまる「静かな強さ」。それこそが、自分らしく生きるための誇りになると教えてくれているのです。
- 現代での活かし方
SNSの反応や職場の顔色を伺って、心が落ち着かない時に思い出してみてください。 「今は少し心が揺れているけれど、毬のように転がりきらなくていい」と自分に言い聞かせるだけで、不思議と重心が下がります。お世辞に浮かれすぎず、理不尽な言葉に折れすぎない。そんな「踏みとどまる力」を意識すると、周囲の雑音に惑わされず、あなたらしい歩みを続けられるようになりますよ。
- 起源歴史上の発言
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