この箴言は、友情の根幹をなす「信頼」の絶対的な価値を喝破する。友の裏切りは痛ましいが、自らの心の内に巣食う不信こそ、より深い恥辱であると断じるのだ。ラ・ロシュフーコーは、人間の心の深淵を鋭く見抜き、友情という聖域においてさえ、己の心のあり方がいかに重要であるかを問いかける。それは、他者の行為に左右されることなく、真の絆とは何か、そして人間としての尊厳をどこに見出すべきかという、魂への問いかけを突きつける。
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
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誰にでもできる事とできねェ事がある お前にできねェ事はおれがやる おれにできねェ事をお前がやれ!!!
戦争やってる遠くの国のことよりも友達の方が大切だと思うけどなぁ。
数多い恋人の情を集めても、我が胸に燃える友情の火には及ばぬ。
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