ドイツに生まれ、フランスで活動したアルベルト・シュバイツァーは、神学、哲学、医学、音楽と、その才能を多岐にわたって開花させた稀有な人物です。深い思索を重ねる神学者・哲学者でありながら、卓越したオルガニスト・音楽学者でもあり、さらには医師・宣教師として人々の救済に生涯を捧げました。知性と行動が織りなす彼の人生は、私たちに真の生き方を問いかけます。その言葉の奥深さに、きっと心を揺さぶられるでしょう。
真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者である。これが私の確信である。
我は生きようとする生命に取り巻かれた生きようとする生命だ。