アンドレ・モーロワ:人生は短い。 たとえ、それを長いと思って過ごしている人たちにとっても。

男はあまりに早く人生を知りすぎ、女はあまりに遅く知りすぎる。

千年後にも人間は 「ああ、人生はなんというつまらないものだろう！」 と嘆きつづけるにちがいない。 そしてまた同時に、今とまったく同じように死を恐れ、死ぬことをいやがるにちがいない。

｢明日は、明日こそは｣と、 人はそれをなだめる。この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。

私達は生まれたとたん死にはじめている。

人生３万日しかない

もし私が神だったら、 私は青春を人生の終わりにおいただろう。

人生は一冊の書物に似ている。 馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、 賢い人間はそれを念入りに読む。 なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。

相談するときには過去を、 享楽するときには現在を、 何かするときには未来を思うがよい。

人生とオムレツは、タイミングが大事。