愛する――それはお互いに見つめ合うことではなく、 いっしょに同じ方向を見つめることである。

娘のために死ねない。 どうしても小学校の授業参観に行きたいんだ。

人生には二つの悲劇がある。 一つは心の願いが達せられないこと。 もう一つはそれが達せられること。

特にまだ芽が出ていないやつは<br> もう全然心配していない。<br> だって、そいつらはこれから<br> 無限の可能性があるわけだもん

間違いを犯しても、深刻なものであっても、やり直す機会は必ずある。失敗とは転ぶことではなく、そのまま起きあがらないことなのです。

「いまの若い者は」などと、口はばたきことを申すまじ<br> <br> 実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。<br> なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。<br> <br> 今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、<br> 道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。<br> <br> その若者が、こうして年を取ったまでだ。<br> だから、実年者は若者が何をしたか､などと言うな｡<br> 何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。

平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師 は子どもの心に火をつける。

世界で最も哀れな人とは、目は見えてもビジョンのない人だ。

人を愛するよりも 人に愛されるよりも まず自分を愛せたら 幸せの始まりだと思う

今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えることだろう。

運命は花崗岩より堅固だが、人間の良心は運命より堅固である。

なんとかなるのが世の中よ。

この世の生活の幸福を求める私たちの計画はすべて幻想なのである。

死のうと思っていた。 今年の正月、よそから着物一反もらった。 お年玉としてである。着物の布地は麻であった。 鼠色の細かい縞目が織り込まれていた。これは夏に着る着物であろう。 夏まで生きていようと思った。

魂のこもった青春は、 そうたやすく滅んでしまうものではない。

人は死ぬ瞬間までも、 もしかしたら助かるかもしれないと空想し得る力を与えられている。

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ、やがて大きな花が咲く。

寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。

どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。 救いのない運命というものはない。 災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。

落ち込むのと失望は違うんよ。 だって、落ち込んでても夢や愛は信じとるもん。