自分の力に合うことだけしろ、その他の事は、おのずと道が開けてくるまで待て。
色と言うものはお互いに助けあって美しくなるものだよ。 人間と同じことだよ。 どっちの色を殺しても駄目だよ。 どの色も生かさなければ。
才能で負けるのはまだ言い訳が立つ、しかし誠実さや、勉強、熱心、精神力で負けるのは人間として恥のように思う。 他では負けても、せめて誠実さと、精神力では負けたくないと思う。
さあ、俺も立ち上がるかな まあ、もう少し坐つてゐよう
何にも特色がなくとも正直に働く人は、それは新しい世界の基礎になる。
ものになるならないは、実に一寸した処で決まるのだ。 昨日までものにならなかった人が、今日ちゃんとものになっていた。 そう言う事実を自分は何度か見た。
あるがままにて、満足するもの万歳。
結婚は早すぎてもいけない、おそすぎてもいけない、無理が一番いけない、自然がいい。
僕はいい画や字を見ると、自分より優れた人間がこの地上に生きていたことをはっきり知って、ありがたくなり、自分も負けていてはすまないと思う。
人間が死ぬ時の言葉は美しいと言われているのも、人間は死ぬ時は、自分のことを考えず、あとのことを考えるからである。
君は君 我は我也 されど仲よき
自然、必然、当然。 三つのものの、合一する道を歩く確かさ。
この道より我を生かす道はなし、この道を行く。
自分を信じて行かなければいけない。 教わるものは遠慮なく教わるがいいが、自分の頭と眼だけは自分のものにしておかなければいけない。
心配しても始まらないことは心配しない方が利口だ。 心配すべきことを心配しないのはよくないが、それも大胆に、いじけずに心配すべきだ。
この世に生きる喜びの一つは、人間の純粋な心にふれることである。
僕が信用する人はどんな時でも、本音のあり場所を示す人だ。 本当のことがわからない時は、わからないとはっきり言える人だ。
人生はむつかしく解釈するから分からなくなる。
もう一歩。 いかなる時も自分は思う。 もう一歩。 今が一番大事なときだ。 もう一歩。
尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
小説家、哲学者、画家、劇作家、詩人、政治家…と、実に多彩な顔を持つ武者小路実篤。1885年に生まれ、その生涯をかけて人間の可能性と幸福を追求し続けました。彼の作品や思想は、常に温かい眼差しで人生を見つめ、私たちに生きる喜びと希望を伝えています。混迷の時代にこそ響く、その力強くも優しい言葉の数々は、今も多くの人々の心を揺さぶります。彼の名言に触れ、あなた自身の生き方を見つめ直すきっかけにしてみませんか?