壁は自分自身だ。
面白いねぇ、実に。 オレの人生は。 だって道がないんだ。 眼の前にはいつも、なんにもない。 ただ前に向かって身心をぶつけて挑む瞬間、瞬間があるだけ。
人間は精神が拡がるときと、とじこもるときが必ずある。 強烈にとじこもりがちな人ほど逆にひろがるときがくる。
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。 なければなおいい、今まで世の中で能力とか、才能なんて思われていたものを越えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
自分を実際そうである以上に見たがったり、また見せようとしたり、あるいは逆に、実力以下に感じて卑屈になってみたり、また自己防衛本能から安全なカラの中にはいって身をまもるために、わざと自分を低く見せようとすること、そこから堕落していくんだよ。
ぼくは口が裂けても、アキラメロなどとは言わない。
危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。
同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ。
いいんだ。 岡本太郎の責任でやるんだから。
自分が何をやりたいか、何を伝えたいかが分かっていたら、技術は後からついてくる。
なんでもいいから、まずやってみる。 それだけなんだよ。
人生に命を賭けていないんだ。 だから、とかくただの傍観者になってしまう。
生きる日のよろこび、悲しみ。 一日一日が新しい彩りをもって息づいている。
挑戦した不成功者には、再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、挑戦を避けたままオリてしまったやつには新しい人生などはない。
人生の目的は悟ることではありません。 生きるんです。 人間は動物ですから。
人間にとって成功とはいったいなんだろう。 結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
むしろ「成功は失敗のもと」と逆に言いたい。 その方が、この人生の面白さを正確に言いあてている。
いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。
人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。
自分の価値観を持って生きるってことは嫌われても当たり前なんだ。
日本の芸術界に強烈な一撃を与え、常識を打ち破り続けた岡本太郎。画家、彫刻家、陶芸家、著作家、写真家と、その活動は多岐にわたり、既存の枠に収まることを拒否しました。1911年から1996年まで生きた彼は、生涯をかけて「人間とは何か」「芸術とは何か」を問い続け、その情熱的な作品群は、今もなお私たちに根源的な問いを投げかけます。彼の言葉には、凝り固まった現代社会を突き破るような、本質的なメッセージが宿っています。型破りな精神が宿る、その思想の深淵に触れてみませんか?