賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、 生きなければいけないだけ生きる。
幸福は小鳥のようにつかまえておくがいい。 できるだけそっと、ゆるやかに。 小鳥は自分が自由だと思い込んでさえいれば、 喜んでお前の手の中にとどまっているだろう。
俺たちの一生を台無しにするのは、 運なんて言うものじゃない。人間なんだ。
生きるべきか、死すべきか。それが疑問だ。
男がもっとも情を込めて愛している女は 必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。
離婚は事実において結婚の破壊ではない。 むしろ、結婚を維持する第一条件である。
人間一度しか死ぬことはできない。
死者も我々がまったく忘れてしまうまで、本当に死んだのではない。
愛の光なき人生は無意味である。
結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。
それ自体の不幸なんてない。 自ら不幸を思うから不幸になるのだ。
どんなに愛しているかを話すことができるのは、 すこしも愛してないからである。
恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる。