人生にはただ三つの事件しかない。 生まれること、生きること、死ぬことである。 生まれるときは気がつかない。 死ぬときは苦しむ。 そして生きているときは忘れている。
死と太陽は直視することは不可能である。
嫉妬は常に恋と共に生まれる。 しかし必ずしも恋と共には滅びない。
夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。
真実の愛は幽霊のようなものだ。 誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。
命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳かに美しいのだ。
お互い友人だといっても、それを信じるのは愚か者。 この名ほど世間にありふれたものはなく、その実ほど天下にまれなものはない。
恋の味を痛烈に味わいたいならば、 それは片思いか失恋する以外にないだろう。
人間は天使でもなければ、獣でもない。 だが不幸なことに、人間は天使のようにふるまおうと思いながら、 まるで獣のように行動する
私を他の連中と比較しないでいただきたいね。 第一にあなたは私という人間を知っていない。 ――それに、他の連中のことも知っていない。
俺たちの一生を台無しにするのは、 運なんて言うものじゃない。人間なんだ。
男がもっとも情を込めて愛している女は 必ずしも一番愛したいと思っている女ではない。
「みんなと同じ事はしたくない」 という、みんなと同じセリフ。
離婚は事実において結婚の破壊ではない。 むしろ、結婚を維持する第一条件である。
社長なんて偉くもなんともない。 課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。 要するに命令系統を はっきりさせる記号にすぎない。
幸福であるだけでは十分ではない。 他人が不幸でなければならない。
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。頼りにならんのは人の心です。
我は生きようとする生命に取り巻かれた生きようとする生命だ。
女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。
女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。