間違いを犯してばかりの人生は、何もしなかった人生よりも、あっぱれであるだけでなく、役に立つ。
女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます。
謙虚な人は誰からも好かれる。 それなのにどうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。
自分をその人より優れているとも、偉大であるとも思わないこと。 また、その人を自分より優れているとも、偉大であるとも思わないこと。 そうした時、人と生きるのがたやすくなる。
人生の悲劇は、人は変わらないということです。
女には本当に損な時がある。 男に良くしてやって愛していることを見せれば見せるほど、それだけ早く、男は飽きてしまうのだから。
運はいろんな形をして現れる。 とすれば、どうしてそれがわかる?
人生について書きたいなら、まず生きなくてはならない。
もし腹をすかせた犬を拾って不自由なく暮らせるようにしてやれば、噛んだりしないものだ。 これが犬と人間の根本的な違いである。
善人はこの世で多くの害をなす。 彼らがなす最大の害は、人びとを善人と悪人に分けてしまうことだ。
涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女は、視野が広くなるの。
たくさん旅をして見聞をひろめなさい。 結婚は急いじゃだめよ。 そう、みんなに言っているのよ。
教育は結構なものである。 しかしいつも忘れてはならない。 知る価値のあるものは、すべて教えられないものだということを。
学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。 けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。 これだ。 これが貴いのだ。 勉強しなければいかん。
皮肉屋とは、あらゆるものの値段を知っているが、何ものの値打ちも知らない人間のことである。
もっとも立派な武器はもっとも大きな悪をなす。 知恵深き人は武器に頼ることはしない。 彼は平和を尊ぶ。 彼は勝っても喜ぶことをしない。 戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。 殺人を喜ぶような人は、人生の目的に達することはできない。
目に見えるものが、ほんとうのものとは限らない。
インターネットで「意見」があふれ返っている時代だからこそ、「物語」は余計に力を持たなくてはならない。
月の裏側に一人残されていたような恐怖を自分のことのように想像しながら、その状況の意味を何年も考え続けた。
人は勝つこともあるし、負けることもあります。 でもその深みを理解していれば、人はたとえ負けたとしても、傷つきはしません。 人はあらゆるものに勝つわけにはいかないんです。 人はいつか必ず負けます。 大事なのはその深みを理解することなのです。