一理に達すれば万法に通ず。
心、常に、道を離れず。
我、事において後悔せず。
何れの道にも、別れを悲しまず。
空を道とし、道を空とみる。
打ち込む態勢をつくるのが先で、剣はそれに従うものだ。
いくら謙信や信玄が名将でも、俺には敵わない。 彼らは早く死んでよかったのだ。 生きていれば、必ず俺の部下になっていただろう。
家康は愚か者だ。 が、油断のならない愚か者だ。
一生の間、欲心を思わず。
猿・日吉丸・藤吉郎・秀吉・大閤、これも又皆がいやがるところでの我慢があったればこそ。
負けると思えば負ける、勝つと思えば勝つ。 逆になろうと、人には勝つと言い聞かすべし。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。
勝つことばかり知りて、負くること知らざれば、害その身に至る。
いつも前に出ることがよい。 そして戦のときでも先駆けるのだ。
世が安らかになるのであれば、わしはいくらでも金を使う。
主従や友達の間が不和になるのは、わがままが原因だ。
敵の逃げ道を作っておいてから攻めよ。
一歩一歩、着実に積み重ねていけば、予想以上の結果が得られる。
いくら厳しい規則を作って、家臣に強制しても、大将がわがままな振る舞いをしていたのでは、規則などあってなきがごとしである。 人に規則を守らせるには、まず自身の言動を反省し、非があれば直ちに改める姿勢を強く持たねばならない。
主人は無理をいうなるものと知れ。