アメリカの詩人、ヘンリー・デイヴィッド・ソロー。彼は、ただ言葉を紡ぐだけでなく、森羅万象に耳を傾ける博物学者であり、地球の未来を憂う環境保護主義者でした。自由を希求し、不当な社会に異を唱えた哲学者、そして奴隷制度廃止運動家としての顔も持ちます。彼の残した日記や随筆は、自然との共生、そして人間としての真の豊かさを問いかける珠玉の思索に満ちています。その深遠な言葉の数々は、きっとあなたの心にも響くはず。
大多数の人間は、静かな絶望の生活を送っている。
勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない なんのためにせっせと働くかが問題だ