ゆうゆうと焦らずに歩むものにとって長すぎる道はない。 辛抱強く準備するものにとって遠すぎる利益はない。
一般に青年が主張する内容は正しくない。 しかし、青年がそれを主張するそのこと自体は正しい。
私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ。
人間の細部において個別に判断するものこそ、もっとも真実を言い当てるだろう。
恋の病を癒す薬はいくつもある。しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
期待なしに恋をするものだけが、誠の恋を知る。
他人のために暮らすのはもうたくさんだ。 せめてこのわずかな余生をみずからのために生きようではないか。
勇敢な男は自分自身のことは最後に考えるものである。
正義の尺度は声の多数ではない。
「時」の歩みは三重である。 未来はためらいつつ近づき、 現在は矢のように速く飛び去り、 過去は永久に静かに立っている。