ファッションの大半は、富の見せびらかしにすぎない。
収入は靴のようなものである。 小さすぎればわれわれを締めつけ、わずらわす。 大きすぎればつまずきや踏み外しの原因となるのだ。
いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。
読書は単に知識の材料を提供するだけである。 それを自分のものにするのは思索の力である。
大人の議論よりも、子供たちの予期しない質問から教えられるところが多い。
世界に対する唯一の防御は、それについての十分な知識だ。
財産がない場所には不正もない。
美味とは食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
現実は痛切である。 あらゆる甘さが排斥される。 現実は予想できぬ豹変をする。 あらゆる平衡は早晩打破せられる。 現実は複雑である。 あらゆる早合点は禁物である。
未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。
取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、早い段階での失敗を恐れてはならない。
疑いは知のはじまりである。
愛は技術だろうか。 技術だとしたら、知識と努力が必要だ。
批評家とは、他人の思想について思考する人間である。
恩知らずとは、卑劣さの本質だ。
現代では、集中力を身につけることは規律よりもはるかにむずかしい。
自分の役に立たないものを愛する時にはじめて、愛は開花する。
未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。 成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。
ひとたびでもわれわれを欺いたものを完全には信じないことは思慮深さのしるしである。