少しの悲しみもない純粋な幸福なんて、めったにあるものではない。
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。
20歳の時に理想主義者でないような者は心のない人間だ。 だが、30歳にもなってまだ理想主義者なら、そいつは頭が空っぽだ
結婚生活――この寂しい海原を乗り越えて行く羅針盤はまだ発見されていない。
世に銭ほど面白き物はなし。
与えられたるものを受けよ。 与えられたるものを活かせ。
幸福はコークスのようなものだ。 何か別の物を作っている過程で偶然得られる副産物なのだ
夜の静けさのなかで、わたしは千の人々の喝采より、 愛する人からの一言、二言が欲しくなるわ。
財布は、その中に何か入っていなければボロきれと変わらない。
昨日まで人のことかと思いしがおれが死ぬのかそれはたまらん
人間は愛しているか、愛されているか、どっちかでないと辛いね。
墓は、運命の嵐を防ぐ最良の砦である。
結婚――いかなる羅針盤もかつて航路を発見したことのない荒海。
金は良い召使いでもあるが、悪い主人でもある。
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、 むしろ孤独の条件によってである。
人生とは孤独であることだ。
私も青春のことを懐かしみ、若い人を羨むことがあるが、 しかし、もう一度若くなって世の中を渡ってこなければならぬと思うと、 何よりも先に煩わしい思いがする。
金は我々にとって母親でもあるが、また、我々の死でもある。
どこで死が我々を待っているか分からないのだから、 いたるところで待とうではないか。 死を予測するのは自由を予測することである。
過ぎ去った恋の思い出は、 それが強く記憶にとどまっている時には、 恋をしていた時にも劣らず魂を奪うものである。