大衆はモノを書かない批評家である。
人間は言うことが無くなると、必ず悪口を言う。
悪い政府の元で、正しくあることは危険だ。
天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。
歴史とは、犯罪と災難の記録にすぎない。
卑しい人たちは、偉人の欠点や愚行に非常な喜びを感じる。
富は海水のようなものだ。 飲めば飲むほどに渇きをおぼえる。 名声についても同じである。
善、愛、高潔な心を動かしやすい行為や愛の業を行わせることができるのは、つねにただ他人の苦悩に対する認識にほかならない。
人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
ファッションの大半は、富の見せびらかしにすぎない。
大人の議論よりも、子供たちの予期しない質問から教えられるところが多い。
世界に対する唯一の防御は、それについての十分な知識だ。
財産がない場所には不正もない。
美味とは食物そのものにあるのではなく、味わう舌にあるものである。
何故に人間が社交するかといえば、自己の財産を保持したいからである。
しばらく二人で黙っているといい。 その沈黙に耐えられる関係かどうか。
人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
幸福とは理性の理想ではなく、想像の理想である。
現実は痛切である。 あらゆる甘さが排斥される。 現実は予想できぬ豹変をする。 あらゆる平衡は早晩打破せられる。 現実は複雑である。 あらゆる早合点は禁物である。
疑いは知のはじまりである。