自愛、自識、自制、 この三者だけが人生を導いて高貴な力に至らしめるものである。
命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳かに美しいのだ。
私達は金を稼ぐために頭脳をもち、金を使うために心情を持っている。
四十歳をすぎると、男は自分の習慣と結婚してしまう。
真の友をもてないのはまったく惨めな孤独である。 友人が無ければ世界は荒野に過ぎない。
人生において、諸君には二つの道が拓かれている。 一つは理想へ、他の一つは死へと通じている。
我々は一人で世の中を歩いている。 我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
結婚するやつは馬鹿だ。しないやつは――もっと馬鹿だ。
このお盆に生きている全部の人間は、単に今年度の生き残り分にすぎない。
若くても美しくなく、美しくてもわかくなければ、なんにもなりはしない。
この道より、われを生かす道なし。この道を歩く。
賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、 生きなければいけないだけ生きる。
ねえ、あなた。話をしながらご飯を食べるのは楽しみなものね。
幸福は小鳥のようにつかまえておくがいい。 できるだけそっと、ゆるやかに。 小鳥は自分が自由だと思い込んでさえいれば、 喜んでお前の手の中にとどまっているだろう。
俺たちの一生を台無しにするのは、 運なんて言うものじゃない。人間なんだ。
昨日は昨日。大事なのは明日だ。
生きるべきか、死すべきか。それが疑問だ。
人間一度しか死ぬことはできない。
死者も我々がまったく忘れてしまうまで、本当に死んだのではない。
愛の光なき人生は無意味である。