神が同棲を発明した。悪魔は結婚を発明した。
情熱の持続時間は、その女性が最初に示した抵抗の大きさに比例する。
恋する者には、恋の相手がいつもひとりぽっちのように見える。
恋愛は恋愛によって始まる。 従っていかに強い友情からも弱い恋にしか移行できない。
初恋とは少しばかりの愚かさとありあまる好奇心のことだ。
よい結婚はあるけれども、楽しい結婚はめったにない。
愛されなかったということは生きなかったことと同義である。
恋にとどめを刺すあらゆる手段の中で、 最も確かなのはその恋を満足させることである。
初恋の魅力は、この恋がいつかは終わるということを知らないことだ。
快楽の対象とされていないのは、愛されている女性である。
恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。 愛の技術が介入するのはその後のことである。
甘い恋よ!ああ、お前が翼を持っていなければいいんだが……。
恋は小鳥のように小枝に止まり、歌を聞かせて人をうっとりさせる。 そして、恋が、飛び立つ翼を持っていることを忘れさせる。