我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。 他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、 偏見に満ちていることを百も承知なのに、だ。
恋愛――患者を結婚させるか、 あるいはこの病気を招いた環境から引き移すことによって治すことができる 一時的精神異常。
美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。
48歳より前に悲観主義者になる者は物事を知りすぎ、 48歳を越えてもなお楽観主義者である者は物事を知らなすぎる
人間はその本質によってではなく、本質と思われるものによって評価される。
夫と妻の、どちらに離婚の責任があったのか? どちらにもあったのだ。あるいは、どちらにも無かったのである。
友情のための最大の努力は、 友人に我々の欠点を見せることではない。 彼に彼の欠点を悟らせることだ。
人問は毅然として現実の運命に耐えていくべきだ。 そこに一切の真理がひそんでいる。
一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることです。
女性が結婚するのには大きな理由がある。 男性が結婚する理由は一つもない。 群棲欲が彼らを結婚させるだけのことである。
醜い女はいない。 ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
我々が誕生を喜び、葬式を悲しむのは何故か? 我々がその当人でないからだ。