今日という日を自分自身のものと呼びうる人は幸せである。 いや、彼のみが幸せである。
死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。 ぽっくり死ぬのが一番だ。
借金を返すということは収入の問題ではない。性質の問題だ。
もし他に方法がなければ乞食になってもいい。 しかも乞食になったらその日から、手に入ったお金は自分のためにも、 家族のためにも、無駄なことに絶対に浪費しないという徹底的な粘り強さ。 ――これさえあれば、人間は誰でも金持ちになれるものである。
死とは、私達に背を向けた、光のささない生の側面である。
だって治療にはとても金がかかるよ。 だから、どうせ死ぬと決まっているなら、その金を蓄えておくほうがよい。
恋は愚か者の知恵であり、賢い者の愚行である。
眠い人が眠るように、 瀕死の人は死を必要としているのです。 抵抗が間違いで無駄だというときが、いずれきますよ。
墓場は、一番安上がりの宿屋である。
人は、いつか必ず死ぬということを思い知らなければ、 生きているということを実感することもできない
あたかも良く過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、 良く生きられた一生は、安らかな死をもたらす。
友情と恋愛とは人生の幸福を生み出す。 ちょうど二つの唇が、魂を有頂天にするキスを生みだすように。
私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、 理性は羅針盤、情熱は疾風。