時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
醜い女はいない。 ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
真実には特定の時などない。真実はどんな時代にも真実である。
我々が誕生を喜び、葬式を悲しむのは何故か? 我々がその当人でないからだ。
友情は永続的なものの感情を与え、恋愛は永遠的なものの感情を与える。 しかし、両者とも後に残るのものはエゴイズムだけである。
幸せとは欲しいものを得たり、なりたいものになったり、したいことをしたりするところから来るものではなく、 今得ているもの、今していることを、あなたが好きになるところから生まれる。
人間的に言えば死にもよいところがある。 老いに決着をつけねばならないからだ。
過去は常に、今から見れば実際の過去より美しく思える。 過去が楽しいのは、過去が今ここにないからに過ぎない。
時を短くするものはなにか――活動。 時を絶えがたくするものはなにか――怠惰。
男との愛は、情緒ではなく幻想だ。
貧困は僕とって必ずしも憎むべきものではなかった。 なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
人生が死より恐ろしいところでは、あえて生きることが最後たる真の勇気である。
正しかろうが間違っていようが、 自分らしく生きよ。 安易に服従してしまう臆病者よりずっと立派だ。
私の業績の中で最も輝かしいことは、 妻を説得して私との結婚に同意させたことである。
彼が夕食に遅れるときは、 浮気しているか死んで道端に転がっているかのどっちかなのよ。 道端でくたばっているほうがいい、といつも思ったわ。