逆向きに生きようとする人が多い。 ものや金をいくらでも欲しがり、それで自分のしたいことをして幸福になろうとする。それは順序があべこべなのだ。 まず真の自分になり、それから、するべきことをして、自分の望みのものを手に入れるのである。
人生における大きな喜びは、 君にはできないと世間がいうことをやることである。
薔薇はなぜという理由もなく咲いている。薔 薇はただ咲くべく咲いている。 薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。
不幸に対する特効薬はありません。 ただ昔から退屈な忍耐とか、あきらめといった美徳があるのみです。
こいつが最初三十分ばかりの幸福なら、 財布をはたいてでも買ってやるところだよ。 だがね、生涯つづく幸福!これには到底耐えられないね。 この世の地獄だ。
貧しさは貧しいと感じるところにある。
人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。
今あなたが不運な状態にあるなら、 それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。 逆に、今あなたが幸運に恵まれているなら、 それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。
それをやりにおれが生まれてきた。そのことだけを考えればよい。
友情とは名ばかりのものだ。 私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。 兄のジョセフだけは少し愛している。 ただし、それも習慣上からである。
人生を越えた何かがあるとき、人生は美しくなる。
一般に青年が主張する内容は正しくない。 しかし、青年がそれを主張するそのこと自体は正しい。
私は引用が嫌いだ。君の知っていることを話してくれ。
勇敢な男は自分自身のことは最後に考えるものである。